豆腐伝来の地『奈良』でできること

『おから』から『大和牛』へ、そして『大和野菜』へ

“おから”から“大和牛”へ

日々豆腐を造るなかでその副産物として「おから」が出ます。その量はなんと毎日5t(2017年現在)。 このおからは奈良県南東部に位置する『まほろば赤牛』や『大和牛』で有名な金井畜産の牛の飼料(エサ)となっています。

金井畜産では、常時1,500頭程の肉牛を広大な敷地で飼育しており、食物繊維など栄養たっぷりなおからにトウモロコシ・モヤシ・ワラを混ぜた特製飼料を与え、子牛から丸2年を費やし良質な肉質の牛に仕上げています。

あっさりした赤身肉の『まほろば赤牛』、贅沢で良質な霜降り肉の『大和牛』は奈良を代表するブランド牛です。

“大和牛”から”大和野菜”へ

金井畜産では毎日1,500頭分の大量の牛のフンが排出されています。

このフンは牧場に隣接する堆肥場で発酵させて良質で栄養価の高い堆肥に生まれ変わります。そして地元農家さんの畑の土となり、地域野菜や奈良を代表するブランド野菜『大和野菜』へと生まれ変わっていきます。この循環はお互いの信頼関係のもと自然と確立された流れであり、現在で約20年もの間続いています。

ムダになるものを出来るだけ減らす、そして資源として地域内で連鎖させ活用することで、ムリのない資源循環型社会を構築しています。

そして未来へ

戦前、奈良県は全国でも有数の大豆の生産地でありました。しかしながら、現在はごくわずかの収量しかありません。豆腐伝来の地でありながら、原料大豆を他府県に頼っている悲しい現状があります。加えて県内の豆腐屋さんの数も、販売価格の低下や事業主の高齢化による後継者難といった問題に直面して年々減少しているのが現状です。豆腐の出発点でもある奈良の豆腐をもう一度盛り上げたい。

そして小さくても全国に誇れる地域一番の豆腐屋さんを目指したい。わたしたちはこの想いを胸に一歩ずつ確実に前に進んで行きます。

古都の「食」を支え続けるとともに、豆腐伝来の地「奈良」で豆腐を造っていることを誇りに三木食品は今後も地元「奈良」の発展に貢献できればと考えています。

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